堂々と勝ち
堂々と負けよ
フランスでオリンピックが開催です。
今月のことばは、ドイツの体育学者
カールー・ディーム(1882~1962)さんの詩の一節からです。
いかなる闘いにもたじろぐな。
偶然の利益は騎士らしく潔く捨てよ。
威張らず、誇りを持って勝て。
言い訳せず、品位を持って負けよ。
堂々と勝ち、堂々と負けよ。
勝利より大切なのはこの態度なのだ。
汝を打ち破りし者に最初の感激を、汝が打ち破りし者に感動を与えよ。
堂々と勝ち、堂々と負けよ。汝の精神を汝の体を常に清廉に保て。
そして、汝自身の、汝のクラブの、汝の国の名誉を汚すことなかれ。
お寺の住職で、
こどもの側に寄り添った教育を続けられた小学校の先生、
東井義雄(1912~1991)さんのことばに
「生きてよし 死してよし どことても 御手のまんなか」とあります。
これをもじって
「勝ってよし 負けてよし どちらも 御手のまんなか」
一本道 一本道
この一本道を
見つけてゆきましょう
この一本道は
どこで倒れても 倒れたところが目的地
(竹部 勝之進)