寒風に 耐えて花咲く 春の使者

2月3日の節分を境に、暦の上では「春」ですが、2月はまだまだ寒い日が続きます。そんな中、梅の蕾がだんだんと膨らんでいく様子に春を感じます。

「願わざれども花は咲き、願えども花は散る」

という言葉があります。どんなに花を咲かせたいと願っても、花の咲く縁が整わなければ、花開くことはありませんし、逆に、いつまでも咲き続けてほしいと願っても、花の散る縁が集まれば、花は散ってゆきます。

桜の花、つぼみのもととなる「花芽」は夏までに形成されて、そのあと一旦休眠状態に入るそうです。この「花芽」が眠りから覚めて、春に向けて成長していくためには、「厳しい冬の寒さ」がなければならないそうです。

厳しい冬の寒さを経て、春の光に照らされて、花開くのです。植物学的には、これを「休眠打破」といいます。

「春は厳しい冬の中に育まれ、よろこびは悲しみの中で育つ」

私たちも、いろんな方と出会い、別れ、喜んだり、悲しんだり、様々なご縁を重ねていきます。つらいご縁もありますが、ひとつひとつのご縁を通して、お育てにあずかります。

仏法(南無阿弥陀仏)という光のご縁によって、さまざまなご縁が「無駄」なものはないと知らされます。

「いつでも、どこでも、どんないのち」でも、受け止め、支えていく南無阿弥陀仏の願いのなかに摂めとられている私は、どんなに厳しいご縁の中でも、力いっぱい生き抜く力を恵まれます。

(平成29年2月の掲示板)

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