浄土真宗本願寺派 小倉御坊 永照寺
永照寺
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お寺の掲示板

お寺の掲示板:2022年9月

長月

風鈴の風に
亡き人を
仏様と敬い
掌を合わす

秋彼岸の秋分の日、祝日の意味は
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」とあります。

亡き方を弔う(とむらう)という時、
古くは「訪らふ(とぶらふ)」とも書いてあります。
仏事は、私たちが亡き人を訪れていく、その言葉やお姿を訪ねながら、
私たちへの願いに出あう大事なご縁の場です。

浄土真宗は阿弥陀佛の「すべての者を必ず救う」という
本願によって出来上がった「南無阿弥陀仏」のお念仏と共に生き、
この世のいのちが終わるとき、
阿弥陀仏の浄土に生まれ、真実の悟りを開かせて頂くみ教えです。
お念仏に遇うということは、
お浄土に生まれ、「仏になる人生を歩む」ということです。

また、『仏説阿弥陀経』には、お念仏の教えに遇うものは、
「倶会一処」(ともに、ひとつ処で会う)と説かれています。
「処」とはお浄土を指しています。
先にお浄土に生まれた方々のことを想い、
そして自分も、お浄土に生まれたいと思うのであれば、
必ず、お浄土でともに会えると説かれています。

父母も、
はらからも居(ま)す
彼の国へ
われも往くなり
遠からずして

お浄土へ生まれ、仏様となられた亡き方々を偲び、
私もお浄土へ生まれていく道を聞かせていただくのが、
浄土真宗のお彼岸の過ごし方です。


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tel:093-582-7676

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