
願あるところ
道あり
道あるところ
仲間あり
仲間あるところ
力あり
門司区の鎮西敬愛学園は、1925(大正14)年に創立され、
百周年を迎えました。
学校に隣接して、本願寺鎮西別院があります。
この別院は、本願寺の22代、大谷光瑞ご門主様が大陸への布教拠点として
1911(明治44)年に創立、本堂の建設に着手、
起工式にご臨席された、光瑞ご門主様の妹、九條武子様が別院建設にあたり、
この地にも仏教、とりわけ親鸞聖人のみ教えを基にした
女学校の創設を強く願われました。
しかし、1917(大正6)年2月、本堂は完成を目前にして、
近所の雑草焼却の火が飛び火して全焼となり、
学園設立も困難な状況に陥りました。
そんな困難な中、門司で石油商を営む、岡橋角之助さんからの土地寄進を核として、
たくさんの方にご支援、ご協力をいただき、
1925(大正14)年に「鎮西高等女学校」が設立され、
今は、敬愛幼稚園、敬愛小学校、敬愛中学校、敬愛高等学校を有する学園となり、
100年の歴史を刻んできました。
そんな経緯を訪ねながら、
「願あるところ 道あり
道あるところ 仲間あり
仲間あるところ 力あり」
ということばがうかんできました。



