
微笑みに 輝くいのち
涙にも くもらぬいのち
道あるところ
たたえまつらん
今月のことばは、梅原真隆さん(1885~1966)です。
梅原さんは、富山県「専長寺」の住職、
龍谷大学教授をされた方です。
「真宗興隆」の任をはたす僧侶になってほしいと、
父から名づけられた名前が「真隆」でした。
祖母の口癖は
「偉い人にならなくていい 有り難い人になっておくれ」でした。
一月は、ご本山では親鸞聖人のご正忌報恩講が勤修されます。
親鸞聖人の御一生を記された「御伝鈔」の下巻、
第6段「洛陽遷化」には、
「聖人、弘長二歳、壬戌(みずのえいぬ) 仲冬下旬の候より
いささか不例の気まします
それよりこのかた、口に世事をまじえず、
ただ仏恩の深きことをのぶ 声に余言をあらわさず、
もっぱら称名たゆることなし」
と親鸞聖人のご往生の様子が記されています。
と親鸞聖人のご往生の様子が記されています。
梅原和上の短歌に
「生きる道山坂ありて けわしけれど めぐみの光 ありがたきかな」
そして、その往き先は、山坂あれど浄土へと続く道です。
「生きるよし 死するまたよし 生死の峠にたちて ただ念仏する」
お念仏の教えに、包まれ、支えられながら、
いただいたいのちをちからいっぱい生き抜き、
いのち尽きた時には、浄土に生まれ仏となる人生であると、
短歌を通して味わっています。



