浄土真宗本願寺派 小倉御坊 永照寺
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お寺の掲示板

お寺の掲示板:2021年8月

葉月

やさしい言葉は
たとえ短く 簡単な言葉でも
いつまでも いつまでも
心に こだまする

8月のことばは、マザー・テレサ(1910~1997)さんです。

「言葉の乱れは、心の乱れ」といいます。
心の荒れた子供たち1000人を対象に、言葉の調査をしたところ、
「食う」970人、「食べる」27人、「いただく」3人だったそうです。

ひとつの言葉が、人を傷つけることもあれば、勇気づけることもあります。

お釈迦様は、私たちが犯しやすい過ちとして「十悪」を説いています。
身(からだ)に関すること「殺生・偸盗・邪淫」の3、
意(こころ)に関すること「貪欲・瞋恚・邪見」の3、
口に関すること「悪口・両舌・妄語・綺語」が4と、
口に関することが一番多くなっています。

その同じ口から、お経様をお勤めし、お念仏を申します。
「よしあしの いずれを多く語りしか 老いたる己が舌にたずねる」
私は「仏様のことば」「悪口・両舌・妄語・綺語」
どちらのことばを多く語ってきたのでしょうか?

蓮如上人は、ご文章で
「南無阿弥陀佛という文字はその数わずかに六字なれば
大した効力があるとも思えませんが、
この六字の中には無上甚深の功徳利益の
広大なること極まりがない」と仰せられました。

声の仏「南無阿弥陀仏」となって、
「いつでも、どこでも、どんなときでも私を受け止め、支えていく」
と、よびつづけることばのはたらきは、
「ナモアミダブツ・ナモアミダブツ」
「ナンマンダブツ・ナンマンダブツ」
とこだまします。


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