ホトトギス
いつ聞くとても
初音かな
目に若葉
山ホトトギス
初鰹
新緑の美しい季節となりました。
ホトトギスは、田植えの時期をしらせるので「時鳥」と呼ぶそうです。
また、「子規」「不如帰」とも呼ばれています。
鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス
鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス
鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス
鳴かぬなら それもよかろう ホトトギス
いろいろと馴染みの深いホトトギスです。
仏様のお話を聞くことを「聴聞」(ちょうもん)と言います
浄土真宗では、この聴聞を大切にしてきました。
浄土真宗のお寺の本堂では、
内陣(ないじん)よりも外陣(げじん)が広くとってあります。
これは多くの方に聴聞していただくためのものです。
その聴聞の心得として、先人の方は、次のように示されています。
この度のご縁は 初事と思うべし
この度のご縁は 我一人のためと思うべし
この度のご縁は 今生最後と思うべし